Home ワークライフバランス入門 • 育児休暇の現状について

育児休暇の現状について

 - 

育児休暇の現状について

制度として育児休業があるのは知ってるけど、本当に取れるの?と不安な人もいますよね。

ましてや、男性で育児休業が取りたいな・・・と思っている人ならなおさらです。

みんなどれくらい育児休暇を取っているのか、その現状をまとめました。

働くママが育児休業を取る割合は8割

国の内閣府が出している共同参画という情報誌によれば、出産した女性の育児休業取得率は平成29年度で83.2%です。

つまり、働くママのほとんどが育児休業制度を利用しているんですね。

赤ちゃんは手がかかりますし、お母さんも出産のダメージから体を回復させる必要もあります。

8割以上のママが育児休暇を取っているのは納得ですね。

男性の育児休業取得率がやっと5%まで上昇

意外に知られていませんが、育児休業は男性が、つまりパパも取得する事ができます。

ただし社会の理解が進まず、平成29年でも5%のパパしか育児休業を取っていません。

「男が休むの?母親がいるでしょう」と言われてしまう社会では、なかなか男性が育児休暇を取るのは難しいですよね。

ただし注目なのが、10年前の平成19年は男性の育児休業取得率はたったの1.56%です。

この10年で、男性の育児休業取得率が3倍に増えているんですね。

夫婦で育児休業を取れば期間延長!パパ・ママ育休プラス制度

そして、夫婦で育児休業を取ると、休業の期間が延長できるパパ・ママ育休プラス制度があります。

夫婦両方で育児休業を取れば、本来赤ちゃんが1歳のお誕生日までのお休みが1年2ヶ月間取得できるんですね。

パパママそれぞれが取得できる育児休業の期間は1年ですが、時期をズラすと1年2ヶ月取れる仕組みです。

例えば、ママが1年子育てして復帰、復帰後2ヶ月はパパにバトンタッチという風に使えるんですね。

育児休業中は雇用保険から生活費も出るので、金銭的にもおトクな制度と言えるでしょう。

進まない育児休業ハラスメント対策の実態

進まない育児休業ハラスメント対策の実態

しかし、実際に育休を取るとなると「休まれると困るんだよね」「退職しないの?」といやがらせを受ける事があります。

それを防ぐために、出産や子育てに関するハラスメントを防止する対策が大事になるんですね。

ほとんどの企業でマタニティハラスメントへの対策がされいない

しかし、厚生労働省が発表した平成29年度雇用均等基本調査の資料では、あまり良くない結果しか書かれていません。

育児などに対するハラスメントに対策していない企業が多く、ハラスメント防止の方針を周知しただけの企業でも63.7%程度です。

ハラスメントの相談苦情窓口を作った企業は33.6%、これも少ない数値ですね。

まだまだ日本は女性が働く事に対し、対策が遅れた国と言えるでしょう。

育児休暇の現状についてのまとめ

育児休暇を使うママは多いですが、パパの取得率はまだ低いんですね。

また、育児休業中に入れる保育園が見つからなかったり、すんなり行かないケースも増えています。

止むを得ず保育園に入れなかった場合など、平成29年に育児休業は2年まで延長可能になりました。

でもこれは一時的な対策に過ぎず、本当なら預けたいママと赤ちゃんの分だけ保育園の空きを作るべきなんですね。

パパの育児休業や保育園の整備など、育児休業を取り巻く環境がもっと良くなるように対策が急がれています。

Author:saimutebiki